統合失調症の症状(幻覚・妄想)は、本人には本当のことに感じられ、それが病的な症状とは気づきにくいものです。周りの人が気づくことが、早期発見の第一歩となります。

   幻覚や妄想のサイン

  • いつも不安そうで緊張が強い
  • 悪口を言われた、いじめを受けたと言うが現実には何も起きていない
  • 監視や盗聴をされていると言うので調べるが何も見つけられない
  • ぶつぶつと独り言を言っている
  • にやにや笑うことが目立つ
  • 命令する声が聞こえると言う

   会話や行動のサイン

  • 話にまとまりがなく、何が言いたいのかわからない
  • 話しかけても反応が鈍く、返事に時間がかかる
  • 作業のミスが多く、集中できない
  • 人付き合いを避け、閉じこもり、何もせずにゴロゴロと過ごす
  • 身なりに構わなくなり、入浴もしなくなる
  • 感情の動きが乏しくなる