ストレス社会といわれる現代、メンタルヘルス疾患は増加傾向にあります。社会の仕組み、情勢が刻々と変化し、科学技術の進歩も目覚ましく、常に全速力で走り続けることを求められる、緊張感が強い世の中になっているためと考えられます。機械化、効率化、ネット社会、昔ながらの家族制度の崩壊は都心部だけの問題ではありません。都市近郊においても同様に進行していると考えられます。
メンタルヘルス疾患に限らず、どの疾患・疾病においても、重症化する前の段階、初期段階での早期発見が治癒率を高め、健康の回復に寄与することは周知の事実であります。
しかしながら、比較的、受診しやすいメンタルクリニック(心療内科・精神科クリニック)は主要都市部に偏在しており、都市近郊在住者は、初期段階での医療サービスが得られない状況であることが多いと考えられます。
確かに、メンタルヘルス疾患に対する偏見は存在すると思いますが、ストレス因子による脳神経系失調(脳内情報伝達系の乱れ)が原因として証明されており、脳の失調・病気であると医学的には認識されています。
筑後中南部地区で、気軽にメンタルヘルスのご相談、受診していただけるクリニックを目指して参りたいと思います。よろしくお願いいたします。
理念
メンタルヘルス疾患の早期治療を目的として受療負担の少ないクリニックを目指します
院長: 上松 謙 (うえまつ けん) 略歴
2000年 | 久留米大学医学部卒業
同神経精神医学講座入局 |
2003年 | ロックフェラー大学研究員
(米国・ニューヨーク州) |
2006年 | 聖マリア病院精神科 |
2008年 | 新門司病院(精神科) |
2009年 | 久留米大学高次脳疾患研究所 助教
久留米大学病院精神科外来担当 |
2018年 | 久留米大学高次脳疾患研究所 講師 |
2019年 | うえまつメンタルクリニック
筑後市立病院非常勤 |
資格:
医学博士(久留米大学大学院医学研究課程)
精神保健指定医、
日本精神神経学会認定精神科専門医・指導医
ご縁があり、筑後市和泉でメンタルクリニックを始めさせていただく運びとなりました。私は、今まで多くの師と出会い、研究面ではアメリカの最先端の研究施設に留学する機会も導いていただきました。感謝の言葉しかありません。続けていました脳に関する基礎医学研究では、十分な実績を残せませんでしたが、自分なりにコツコツとやってきたことは決して無駄ではなかったと思っています。今までの経験、知識を活かし、また常に最新の論文を読みこんで、診療に役立てるように努めて参ります。