パニック障害は、予期しないパニック発作を繰り返す疾病です。

パニック発作は、突然の激しい恐怖、強烈な自律神経症状が高まり、正気を失うことの恐怖、死への恐怖まで認める場合もある状態(発作)になることです。

自律神経症状は、動悸、心悸亢進、心拍数の増加、発汗、息苦しさ、窒息感(息が吸えない感覚)、過呼吸、吐き気、嘔吐、眩暈、ふらつき、が突然に発現します。

本来、ゆっくりと過ごす場所である自宅でくつろいでいる時や、寝ている時にも出現する場合がありますので、日常生活や仕事への影響が大きく、生活の質を低下させることが多くあります。

パニック障害は、120人に1人くらいで罹病する疾病です。パニック障害も、早期発見、早期治療により、重症化を防止することが大切と考えられています。